寒くなりましたね
石川県も日本海は冬の海と化してきまして。
サスペンスドラマにでもでて来そうな鉛色の海ですが
荒々しい冬の日本海も迫力があり綺麗ですよ!
風邪をひきやすくなる時期です。皆様お体に気を付けてくださいね。
今日は我がかほく市の旬の味をご紹介!
今が旬の柿
その名も......
『紋平柿』
なんか、変わった名前の柿でしょう!
実の大きな立派な 渋 柿 なんです
かほく市高松 元女地区(がんにょ)に、家号が「紋平さ」と呼ばれる家があり、その家の庭には樹齢100年をはるかに越えると思われる大きな柿の木があります。その呼び名にちなんで「紋平柿」と言われるようになりました。紋平柿は実は大きな立派な柿ですが、残念ながら渋柿です。地元ではにアルコール(焼酎)で脱渋(だつじゅう・・渋みを抜くこと)して自家用として食されてきました。
味がよいので人気がありましたが、アルコール脱渋では渋は抜けても表皮が黒く変色してしまい、商品化がなかなか進まなかった経緯がありましたが、アルコール液が直接果実に触れるのを避け、気化したアルコールを使用する方法を県砂丘地農業試験場が開発したことで、紋平柿はようやく一般にも流通する事が出来るようになりました。
石川では、河豚の卵巣を糠漬けにして毒を抜きますが
渋柿もアルコールを使って美味しい甘柿 となります。
紋平柿は少し柔らかい柿ですので中々全国で食す事が少ないと思いますが、あの独特の甘みと触感を是非味わってもらいたいですね!
石川県に来られたら是非食べてみまっしね!