みなさま、おはようございます。
石川県はどんより、、、雨が降るのか降らないのか、中途半端な雲行きです。
精研工業 今週も雨にもマケズ
『明るく元気に』笑顔でのスタートです。
「弁当忘れても傘忘れるな」
これは金沢を含め北陸地方に残る古くからの言い伝えで
年間を通して雨の日が多く、1日のうちに晴れ、雨、曇り、ときには雷と
お天気が変わりやすいことを意味します。
雨が多いと大変ですが、、、実は....
「金沢美人」を生み出すには大切な恵みの雨。
金沢は常に湿度が高いため、お肌の保湿にはうってつけだとか・・・
一雨事に稲もぐんぐん大きく育っていますね!
さて、雨が多いこの時期、「明日は絶対晴れてほしい」というときに
登場するのが「てるてる坊主」。
軒下にぶら下げた思い出がある方も多いでしょうか?。
このてるてる坊主(Teru teru bozu)由来には諸説ありますが、
そのひとつに中国の「掃晴娘(そうせいじょう/サオチンニャン)」
という人形がもとになったという説があります。
赤い服を着て箒(ほうき)を持った女性の紙人形で、雨が続くときに
軒下につるして、晴天を祈りました。
持っている箒で雨雲を掃き、晴れと幸せを呼んでくれると考えられてい
たそうです。この風習が江戸時代に日本に伝わり、「てるてる法師」と
呼ばれていたのが「てるてる坊主」になったといわれています。
女性の人形が男性に変化した理由ははっきりしませんが、人形の形が
頭を丸めた坊主のようだったから、日照りを願う僧侶が男性だったから
などと考えられています。
また、七十二候では「腐草為螢(くされたるくさほたるとなる)」
草の中から蛍が舞い、光りを放ち始める頃。
昔は腐った草が蛍になると考えられていたそうです。
これから梅雨の時期に向かいますが、雨を楽しんで蛍狩。
梅雨を楽しむのもよいですね♪
暮らし歳時記より