秋行かば
微(かす)かに響く
虫の音が
季節(とき)移りて
いとおしきな
十月初旬、北海道への出張での一コマです。
北の大地の秋の深まりは早く街中木立ちの紅葉も見事に
色づき「私のカラーファッション 見て、見て」と誇らしげ。
と、色合いに酔っているその時、一寸と耳を澄ませば秋の知らせ
時に元気で唄っていたであろう虫の声が、寒くなった季節に耐え忍んで、甘い
秋の露(つゆ)を喉にし、短い秋を楽しんでいるよう。
健気(けなげ)な生き物、静と動のステージショーを見た想いでした。