精研俳句の会事務局です!!
今日の石川は雨模様でのスタートですが、元気いっぱい作品の紹介をしていきます!!
色づいた
山肌飲むも
乙な感
作:照一
秋 真っ盛り。
自然もこの時期を思いっきり楽しみ、興奮し
山肌も一面暖色で鏤(ちりば)めて誇っていそう。
見ている私も自然の力と何とすばらしい絵師に
「感動をありがとう」
聞こえる物なら言ってあげたい。
「そして山肌の色をいっそ飲み干したら、頭の中での味覚はどう応えるだろう」
と、理解し難き大自然の偉大な力を傍観している小さな我でした。
思いっきり
味覚頬張る
作:照一
自然が作り上げた味覚、人の手で作られた味覚。
味覚一杯の秋。
時に浅はかさが走り
「この多くの味覚を一日で食べ干せたらどんなに幸せかと。」
と、その瞬間、馬鹿馬鹿しさに気づいた自分がおり、
「やっぱり一品・一品の味覚をゆっくり楽しみ乍ら頂くのが感謝の意ですよ。」
と正す、もう一人居た我に感謝と、自然と世話をしてくれた人に
ありがとうと感じた時間がありました。
虫の音の
余韻残るや
霜月(しもつき)に
作:照一
十一月ともなると
秋深まり、山肌、街中は紅葉のパラダイス。
自然の不思議さ感動ここに有り。
春には花や蝶、梅雨には新緑の世界。
夏には蝉が鳴き、秋には秋のかわいい虫達のステージ。
霜月ともなると、その美の色や声が静かな眠りにつく。
楽しませてくれてありがとう。
今日も読んで頂きありがとうございました(#^.^#)
来週もまた、この時間にお会いしましょう!!
お楽しみに~(^O^)/