精研俳句の会 事務局です(#^.^#)
今日も元気に作品の紹介をしていきたいと思います!!
稲(いな)株に
纏(まつ)わる 結晶
きらめきし
作:照一
辺り一面、稲株のみの田園風景。
底冷えしたある朝に良く良く見ると、稲株には氷が張り付き、
ピカリと一筋の光線。
不思議な世界を想像させる。
雪か氷か定かでは無いがその結晶が手を結ぎ合い、寒さの主人公であるのを
喜び合って、その声が光となり金・銀色に見事に放っているかの如く幻像の世界へ誘う。
朝日浴(あ)び
いぶし銀眩(まぶ)し
細(ささめ)雪
作:照一
北の地に身を置く瞬間。
雪を舞い上げながら直(ひた)走る電車の中。
窓の外には朝日を浴びその雪がいぶし銀に光り、
その旭光と舞い踊る粉雪、細雪。
それらがきらめき合っての景色が眩しく目に入り、
一時の間優雅な時空へ誘(いざ)なわれ至福を感じ。
今朝は猛吹雪の金沢。
寒波の影響でこれからもっとひどくなる可能性があるそうです。
皆さまも気を付けて、通勤して下さいね!
来週も精研俳句の会をお楽しみに~(^O^)/