精研俳句の会事務局です!
今日も元気に作品を紹介していきます、どうぞ!!(^O^)/
久方(ひさかた)に
雪 雪 雪が
暴れ放題
白い悪魔に
和(なご)み奪われ
作:照一
昭和三十八年、五十六年、世に言うサンパチ豪雪とか
ゴウロク豪雪以来の長年振りの雪、又雪で、豪雪となったこの立春。
春未だ近からず。
少しの雪ならば「白い恋人」と言われようが、
今回の度を過ぎての降り放題、暴れ放題ともなると
生活のリズムも狂わせてしまい、「白い悪魔」に大変身。
もう「豆」でも投げ付けて追い返してやりたい気持ちです。
豪雪の
見舞い 電話の
その先の
案ずる声に
温もり 貰い
作:照一
「大雪で大変ですね。怪我などなさらないで、気をつけてください」
と、何気ないこの言葉を頂いた。
「ありがとうございます。」
思いがけない大雪にほとほと疲れていたこの身。
人とは、一寸した労(いたわ)りの言葉の掛け合いで、
どか雪をも溶かす不思議な力を持つ生き物に思う。
今日は久しぶりに冬晴れとなった金沢。
太陽の日差しが当たっても、この残った雪はなかなか溶けません。
もう雪は降りませんように!!体力が持ちません!!(*_*;
ささやかな祈りでした・・・・