雪解けもだいぶ進んできました!
毎日変わる風景に日々感動しながら過ごす毎日です。
今年の冬はかなり厳しい冷え込みでしたので、春を感じれるだけで
ホッとするもんですね。
3月3日 おひな祭り
お雛様を出さないと、、、、。
会社の玄関にもお雛様を、、、、
スーパーに行くと、あー季節だな、、、
と、目に入ってくるお菓子が、、。
ひな祭りが近づくと、、、、必ずお店に並ぶのが
「金花糖」。
「金花糖」は桃の節句にお雛さまといっしょに飾られたり、初節句に
実家から嫁ぎ先にお土産として贈られる、金沢に春の訪れを告げる
和菓子です。
砂糖を溶かし菓子木型に流し込み、固めて作り、鯛や笹の葉、竹の子など
の季節の食べ物に似せて、鮮やかに色付けされてます。
『御菓子司むらもと』muramoto-wagashi
特に雛の節句に飾られた鯛の金花糖は「めでたい」と縁起の良い言葉で
あることから特に大きければ大きいほど重宝されました。
中には左右対の大きな「にらみ鯛」というのも存在します
ひな祭り限定の和菓子で、バスケットに「鯛」や「蛤」の海鮮物に
「トウモロコシ」や「松茸」「果物」また「水鳥」などの縁起の良い
物を型どった砂糖菓子が詰められています。
何とも、華やかで綺麗ですね。
お菓子の材料は砂糖・水のみなのですが、その日の気温や湿度などで仕上
がりが変わってくるので長年の経験や熟練した技術を持ち合わせた職人さん
が必要だそうです。
16世紀末にポルトガルから長崎に輸入された「有平糖(ありへいとう)
=金平糖」がルーツだと言われています。
その後長崎から徐々にその土地その土地で様々な砂糖菓子として全国へ
広まり現在の金沢を含む加賀藩で金花糖が作られるようになったのは江戸も
末期の加賀藩13代藩主前田斉泰(なりやす)の頃だそうです。
元々お殿様に献上するお菓子であったので、金花糖を作る為の道具から
芸術的で『お鍋』は高岡銅器の鋳造技術を、桜の木から作られる『割り型』
には井波(いなみ)彫刻の技術などが使われているそうです。
金花糖。大変壊れやすいため、地方発送は行わず、店頭のみの販売としている
お店も多い様です。
季節限定販売、売切れ次第終了の季節限定のお菓子。
金沢のお土産として、いかがでしょうか。
今週も精研工業『明るく元気に』
笑顔でのスタートです。