精研俳句の会事務局です!
今日も元気に作品を紹介いたしますので、お付き合いくださいませ♪
校門前
とつぜん腹痛(いた)
五月(ごがつ)病
作:照一
自分の幼ない(?)時、今の時期学校近く迄元気に来た筈なのに
忘れ物に気が付き、足が前へ後へと行ったり来たり。
先生に「忘れ物をしました」と、言えば良いのにその勇気と
度胸が無く、そんな事で家へ泣きながら帰った事をつい思い出した。
今の幼な児達よ、「たま~に忘れ物をしても泣いて帰る事はしなくても良いのだよ」
と声掛けしてあげよ~っと。
夏草を
集め笑顔の
子供たち
作:照一
つい二・三日前の事。
我が住む町の行事で、町内一斉にゴミ集めや、道端の草むしりの美化大作戦。
いざ作戦開始!!
暫く経つと町内あちこちに子供達の賑やかな話し声がこだまする。
何んと子供達迄作戦に参加しているではないか。
慣れない手つきの鎌で草刈りを。
都会では見たくても見られない光景此処に有り。
笑顔の子供のお陰で、町中もきれいにお化粧直しが出来、ピッカピカ!!
ありがとう、皆んな。
春も夏
玉の汗沸(ふ)き
四季が無し
作:照一
春は春、夏は夏と、一昔の日本の四季は何かにつけて四季折々に
と表現されていたもの。
最近はその風情を見るも、聞くも、書くも、読むも迷うような
全く分からなくなって来たと思いませんか?
五月と言えば春爽やかな五月晴と言ったものなのに、気温三十度以上の真夏日で
熱中症の人も出るとは、いやはや時に人の考えも変わったと思う事が有れば
気候迄もか。
俳句の会作品も季節の変化を感じるものが多くなってきました!
季節を感じる作品に触れる度、この少ない文字数で表現する俳句の面白さを感じます。
それでは来週もお楽しみに~(^O^)/