精研俳句の会 事務局です!!
本日も最後までお付き合いくださいませ(#^.^#)
朝寝坊
ひげそり慌(あわ)て
血潮 吹く
作:照一
ある朝夢見良ろしく、寝坊する始末。
寝ぼけ眼(まなこ)で洗面台に向い、切れ味悪く顔を剃り
何んだか肌痛さに目が覚め、良~く鏡見れば、口の周り一面
何んと赤く腫れ上がり、血潮ブツブツ吹き出ているでは無いか。
皆さん、何にするにも時間には余裕を持つ事。
これが車で外出、慌て急ぎ事故でも起こし、口の周り少しならぬ
体全体に大怪我でもしたものなら笑い話にもならないですよね。
気をつけましょう。
冬を告ぐ
雲間に ひそむ
遠雷が
作:照一
「ピカッ!!」
「ゴロゴロ!!」
「ドォーン!!」
北陸の風物詩、冬近しを告ぐ雪・雷将軍の出番。
毎年の事とは言え、気持ちや、体を重くする自然の巡回者。
春・夏・秋・冬、四季それぞれの使者は来れど、この
冬の使者は私にとっては招かざる客と思う気持ちは
何年経っても同じと感じる。
自然の動きは人の力では及ばないが、せめて心温もり抱き続け
度い者でありたい。
12月になりました。
昨夜の石川は雷すさまじく、まさしく俳句の通りのような天候となりました。
金沢では冬の雷のことを「鰤起こし」と言います。
由来としては、この時期に日本海を回遊している寒鰤が、初冬の雷と合わせて獲れ始めることから、
漁師が網を「起こす」というのと、寝ている鰤を「起こす」という意味をかけて「鰤起こし」といわれているそうです。
寒鰤が美味しくなる合図です 😳
みなさん、寒さ厳しくなってきますので体調管理気を付けましょうね!!