精研俳句の会 事務局です!!
本日も最後までお付き合いくださいませ(#^.^#)
宝くじ
買う度 軽い
がま口や
作:照一
毎年夢見る年末ジャンボや初夢宝くじ。
占いと同じで、宝くじも同じ、当たるも当たらぬも運次第。
運任せでは、運も巡って来ないので、せめて二枚・三枚位は
自助努力(二・三枚位では努力の内に入らないか)と思い
買えば買うほど財布の厚さ細るばかり。
「あ~あ、いつになったら厚みが増し、心がほっこりするのか?
今度こそとばかり。」
売り場に立ち並ぶ我れここに。
下駄履きが
ビルの谷間に
こだまする
作:照一
雪降らぬ地、毎日が小春日和の晴天多し。
冬の乾いたビルの谷間、休日ともなると人通り無く
乾いた風が只ビル風となり舞うばかり。
「フッ」と耳を澄ますと、何処からか
「カラン、コロン、カラン、コロン」
下駄履きの音珍しくリズミカルに軽やかに、ビルの谷間に
「こだま」し、懐(なつ)かし音を聴く事、寸時を楽しむ。
今日も読んで頂きありがとうございました(#^.^#)
来週もまた、この時間にお会いしましょう!!
お楽しみに~(^O^)/