精研俳句の会 事務局です!!
あるある!と納得する俳句から、 クスッと笑える川柳まで。
今日はお盆の時期の作品となります。お楽しみ下さい!
先こされ
負けてなるかと
日暮(ひぐら)し 3匹
作:照一
待ちに待った梅雨明け。
気が付けばあちらこちらの木立を見上げれば
「我れ先に」と、かしまし蝉のオーケストラ?
審査員無しの発表会。
誰に気遣う事無く自由奔放に、夏の大空に向かって鳴け、歌ってよ。
小さくて短い命よ!!
墓そうじ
親子で一緒に
ひしゃく持ち
婆ちゃんどこにと
不思議がる孫
作:照一
お盆前のお墓掃除の一幕。
こんな事も有ったのでは、との想像事です。
若いパパとママに連れられ「・・・ちゃん、婆ちゃんのお墓の掃除に
行くから一緒にお手伝いしてね。」と。
「ハア~イ、お手てつないで行きましょ♪」と。
鼻歌 歌いながら墓の前。
着くや否や、幼な児言うに
「あれっ?婆ちゃんどこに居るの?」
ひざまづく
年に一度の
墓の前
作:照一
お盆の時期、近くにいても墓参りには行けないもの。
遠くに居れば尚更遠のくもの。
年に二度の彼岸の中日、親が亡くなっていればその命日、
せめて年に一度のお盆の墓参り位はと足を運ぶ。
例年だと、年一度の墓参りと思うが、さて今年は特異な
新型コロナウイルスの広がりで、参ろうにも参れない。
辛くて悲しい思いをしている人も多勢。
そん中「今年も元気だよ」と手、合わせる胸の内は
「ありがとう」
もう8月も後半となりました。
みなさん、体調管理に気を付けてこの大変な時期を力を合わせ乗り越えましょう!
来週もお楽しみに~!