おはようございます。
お盆も過ぎました。
皆さん改めて「お盆」とはを一寸振り返ってみませんか?
時として、何気なく過ごす日々の中、私も年を重ね気がつけば72才、今では大昔
幼少期の頃、顧みれば私の父や祖父の事を思い起こせば農作業に行く時、私を背負
いそうでなければ夕方まで留守番で川べりで歌を口ずさみ親の帰りを待ち、夜の団
らんと言えば現代とは違いテレビ等あるはずも無く只々、薪燃え燻る囲炉裏端で親
の膝に座り抱かれ薪のパチパチ音を耳にしながら温もりを感じての日々を過ごして
いた幼少の頃。
何の代わり映えない日々であったがそんな中にも家族と一緒、家族を待つ、家族と
過ごすその楽しみ、温もりを感じての日々。
72才になっても忘れない思い出。
そんな幼少期の頃を育ててくれた父や母、そして祖父母の幼少の頃の
過ごしは、、、?
と言うと知るすべもあろうはずも無い。
今を生きる自分の身、それこそ当たり前の事ながら自分を自分で育て
たものではなく祖先の繋ぎである事に感謝しながら、今繋げている
子供や孫たちが私と同じ年頃になった時に私の祖先や祖父はと思い
出を語れる大人になり恥じることの無い歩をと思う者である。
たわいもない事かも知れないがこんな事を想い繋げていく時がお盆で
はなかろうか。
今一度 心清める お盆どき
孫の手にぎり 座す 墓前なり