皆さんこんにちは。精研俳句の会事務局です!!
ブログにご訪問頂きありがとうございます。
先日、蝉の死骸を見つけました。着実に季節はうつり変わっているんですね。
最近、ひっくり返っていると蝉の生死を見分ける方法というのを耳にしました。
足が全て閉じていると死んでいて、足が開いているとまだ生きているそうです。
この見分け方を知っていると、死んでいると思ったら、突然最期の力を振り絞って
大暴れするアレも回避できますよね!(セミファイナルというそうです)
それでは今週はその蝉にちなんだ作品の紹介をしていきます(^^)/
気温35
楽し 嬉しと
蝉 はしゃぎ
作:照一
何をするにも汗滴(したた)る
真夏日、猛暑日の気温35°前後。
いやはや、健常な体力を持つ者でも日陰探しに翻弄。
「オッ、有った有った」と喜ぶのも束の間、頭上には
「俺の住み家を邪魔するな」と、言わんばかりに蝉時雨。
「羨ましいな、この暑さが大好きとは」と思うのは我一人か?
夕立に
一休みする
蝉時雨
作:照一
ひと夏の
なきがら 愛(いと)し
ひぐらしや
作:照一
七月の初旬頃に土の中からムックリ目覚め、俺の出番と
「ミーンミーン」「ジージー」「カアッカ・カ・カ」
と小さな夏の主役達。
一ヶ月も過ぎ八月の中旬頃にもなると一週間位の短い命
順に繋げた木陰の合唱団。
鳴き疲れたのか夏の一時(ひととき)を楽しんだ小さな生き物。
小さいが故に短命なのか、路上にひっくり返る亡骸あちこち。
お疲れさん。又、来年も元気な鳴きを待っているよと心の内。
あるある!と納得する俳句から、クスッと笑える川柳まで。
皆さんの隙間時間にお楽しみいただけるよう、毎週更新いたします。
それではまた来週、お楽しみに~ 😀