おはようございます。
石川県、ひさしぶりの雨スタートです。
玄関のボードも涼し気なイラストに替わりました。
7月1日…石川県、普通の事ですが、この日に饅頭を食べる習慣があります。
『氷室饅頭』を食する文化があります。
スーパーへ行くと色々なお店の饅頭が並び、食べ比べするのも楽しいです。
▷氷室饅頭
石川の菓子として夏の風物詩といえる氷室まんじゅう。
加賀藩・前田家では旧暦の6月1日に、氷室に貯蔵していた「雪氷」を江戸の
徳川将軍家に献上する慣習がありました。
当時は約480kmもの距離を四日もかけて飛脚が運んでいたとは、、、。
その際「氷が無事に届きますように・・・」と願いを込めて、神社に麦饅頭を
お供えしていたそうでこれにあやかって、加賀藩・五代藩主 前田綱紀公
(まえだつなのり) の頃に、和菓子職人の道願屋彦兵衛 (どうがんやひこべえ)
が、餡入りの麦万頭を発案したのがはじまりと言われています。
娘の嫁ぎ先へ、ちくわや炒り米を添えて届ける風習もあります。
このような背景があり、旧暦6月1日にあたる7月1日に家族や親しい人々の健康を
願って氷室饅頭を食べます。
また、各家庭ごとにご贔屓にしている和菓子屋さんから購入した氷室万頭を
娘の嫁ぎ先に贈る風習が今でも残っています。
「大切な人が元気に過ごせますように」と願いが込められたこの文化。
これからも続いていってほしいですね。
「コロナと共に」の気持ちは心の中から忘れずに。
「一人は皆んなの為に」を忘れずに。
自分の身は自分で守る感染予防行動。手の消毒、マスク、うがいを忘れずに。
皆さん一人一人が社会に対して責任を負っている事を常に忘れずに過ごして
欲しいですね。