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スタッフの日常 2023/06/05

百万石。

おはようございます。

青空のすがすがしい朝となりました。

事務所女子は本日より夏服に衣替え。

実は「衣替え」ははっきりとした四季を持つ日本の文化の一つだそうで

英語で直訳できる表現はないそうですよ。

 

さて、先週土曜日、金沢で加賀藩祖前田利家が金沢城に入城したのを記念して

毎年6月に開催される百万石まつりがありました。金沢最大のイベントです。

 

百万石と言いますが....実は加賀前田家は約120万石を領有していたそうです。

20万石でもかなりの大名ですが 加賀藩102万5000石、富山藩10万石、

大聖寺藩7万石。

 

つまりは「石(こく)」とは「土地におけるお米の生産量の単位」

「米の収穫量」のこと。江戸時代は土地の面積に「石盛」という係数

をかけて米の生産量を算出してたそうです。

海産物や農産物も米の生産量に換算されて計算していましたから、経済力とも

言い換えられそうです。

それでは、百万石ってどれくらいの価値? 「1石」ってどれくらいのお米の

生産量なのでしょうか?

 

1石とは「成人男性が1年間に食べるお米の量」のことで、およそ150kg。

現代のコメ10kgを約5,000円と仮定して計算してみると 1石=約75,000円

(諸説あり)。120万石は 75,000円×120万=90,000,000,000円

なんと900億円!

磯田道史著『武士の家計簿』(新潮新書)では、現代の価値に寄せて

1石=270,000円で計算しています。 270,000円×120万=324,000,000,000円

3240億円です!

この中には家臣の俸禄なども含まれているので、すべてが前田家の収入では

ありませんが...

 

現代の貨幣価値で年商3240億円!

すごい額ですね!

金沢・富山県西部広域観光推進協議会「加賀藩ゆかりの地を訪ねる旅」HPより

大名の石高ランキングでもダントツトップ!!

やっぱり百万石ってすごいんですね。

お米と関わりりがあったとは....。

 

文化財に指定されている加賀獅子の行列、ハッピ姿が勇ましい加賀とび行列

勇壮な武者行列など多彩な行列が次々と披露されとても見応えがあります。

是非1度きまっし金沢(^^♪

 

 

 

精研工業『明るく元気に。』笑顔でのスタートです

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