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俳句 2024/01/31

第360回 精研俳句の会( ..)φ

皆さまこんにちは。精研俳句の会です!!

 

数日は春が一歩近づいて来たような天気です。

能登の復興も日に日に良くなり、インフラ整備が急ピッチで進められて

いるそうです。まだまだ、あちこちで家屋が倒壊したままの状態です。

これからが復興本番です

 

 

「能登はやさしや土までも」

 

能登には「能登はやさしや土までも」という言葉があります。

能登は人はもとより土までも優しい(柔らかい)という意味で、また能登の人は素朴で

温かいと言うような意味で使われます。

 

能登の厳しい風土だからこそ、力強くお互いに支えあって生きていくとの、決意の言葉でもあります。

 

あるコラムより。

昔から森が豊かな能登。
万葉歌人の大伴家持はこんな歌を残したそうです。
「鳥総(とぶさ)立て 船木伐(き)るといふ 能登の島山 今日見れば 木立茂しも 幾代神(かむ)びぞ」
鳥総とは木を切った時にその梢(こずえ)を株に立て、山神を祭ったものという。そう祭っては船木を伐り出す
という能登の島山。木立は茂るが、幾代を経ての神々しさなのか−といった意味という
山に神がいるのならば、やさしき地のために早く鎮めてほしいものです...。

 

 

今週の1句       

 

 

震災に

  雪より深く

      心病み

 

 

 

 

天平地異に

    幾度泣き笑い

        人生歩歩(ふふ)

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