精研俳句の会事務局です(#^.^#)
今日も元気に短歌を2句ご紹介いたします!!
逝く人を
偲ぶその場で
手を合わし
心静かに
余生を描く(えが)く
作:照一
ある方のセレモニーに参列し「ああ、この方の人生は楽しかったのだろうか?
苦しかったのだろうか?」推し量ろうにも量り切れない思いを巡らせ乍ら
「安らかに。」と合掌する。
生(せい)有る我が身もいつかは・・・
平均寿命年齢に日一日近づくにつけ、遅くは無い今の内に人々から
「ありがとう」と言われる行いを。
そして人々に「ありがとう」と言える素直な人に。
三日月が
聞き耳立てし
虫の音(ね)に
心穏やか
眠(ねむ)につくや
作:照一
空遠くから光優しく届ける三日月が地上の可愛い虫達に
「私の明かり見えますかあ。見えたらお返しに君達の歌を私迄届け聞かして~」
と聞き耳を立てている様子。
でも光のスピードは早いものの、音のスピードは遅く、
月の耳に届く迄には眠りに誘われ、夢の中となりました。
秋晴れがすがすがしい日が続きますね!
この時期ならではの季節を感じられるような俳句を考えてみてはいかがでしょうか?
それでは、また元気に来週お会い致しましょう(*^^)v