おはようございます。
今日から7月。
玄関のボードも変わりました。
皆さん何が隠されているかわかりますか?
さて、昨日ですが、停滞する梅雨前線の影響で、能登を中心に大雨となった石川県内。
この大雨で輪島・七尾・穴水のあわせて9地区・8200世帯およそ1万8000人
に避難勧告が出ました。先日まで今年は空梅雨ですかね、、と言っていたのに、、。
7月1日本日は私がまちに待った愛する氷室饅頭の日。
今年はまづ越山甘清堂さんからスタートです。笑
毎年7月1日になると石川県民(特に金沢を中心に)はこぞって『氷室饅頭』を
買いに行きこぞって家族や親戚、職場などに配り、食べます(笑)
さてこの氷室饅頭、、。
毎年7月1日(旧暦6月1日)の「氷室開き」の際に食べられるまんじゅう。
加賀藩では、藩政期から冬場に積もった雪を「氷室」と呼ばれる保冷庫に
保存し夏場に取り出して氷として利用しながら、幕府にも献上していた。
その際に、無病息災を願って食べていた麦まんじゅうを氷室まんじゅうと
呼びます。
皮の色は白、赤(薄い桃色)、緑(読みは「あお」)の3色があり、現在は
酒まんじゅうで作る店も多く5代加賀藩主の前田綱紀の時代、宮中での氷室
の節会に倉谷山の雪を将軍家に献上したことにちなみ、道願屋彦兵衛という
菓子職人が考案したといわれています。
また、もともと麦の収穫期にあたる6月ごろ、塩味の麦まんじゅうを娘の嫁ぎ
先に贈答する習慣があり、それを元に金沢の菓子店があんを入れて商品化した
のが始まりという説もあるそうです。
ほかにも、氷室まんじゅうに、竹付きのちくわと炒り米、あんずを添えて娘の
嫁ぎ先に送るという風習があるんですよ。
初夏にもかかわらず、蒸し饅頭が売れるのは本当に和菓子消費率日本一の
石川県!と改めて思わさせられる一日です。色々なお店の食べ比べも楽しみ
の一つですね。
精研工業『明るく元気に』
笑顔でのスタートです。