精研俳句の会事務局です!!
今日の石川は雨模様でのスタートですが、元気いっぱい作品の紹介をしていきます!!
銀杏(いちょう)並木
金色(こんじき)雅(みやび)に
はらはらと
表裏(ひょうり)返すは
舞妓(まいこ)の如し
作:照一
秋も本番。
町中公園の銀杏並木散策は心澄む、自然の味満喫度100パーセント。
頭上からは黄金の葉が秋の涼風(すずかぜ)に吹かれ「はらはら」と。
その降(お)りる姿はまるで舞妓が舞い踊る扇子の如し。
足元、重なる黄色いじゅうたん、足音重なり「サク!!サク!!」と。
「オ~!!」なんと幸せなひとときよ。
いちょう並木
足もと 清(さや)か
こがね色
作:照一
金色(きんいろ)の
銀杏(ぎんなん)拾って
弾(はじ)く音
作:照一
鎮守の森の一角に威風堂々(?)と金色に輝く銀杏の下、舞い降りた葉と共に
たわわに実り、落ちたその実も見事な程に。
自然からの贈り物を有難く頂こうと、近所の方々二人、三人寄って楽しそうな会話も
弾ませ、拾った銀杏は籠の中に踊る。
扨て、持ち帰られ煎られた銀杏、今度はどんな声(?)を出し、弾(はじ)き跳ねるのだろう?
秋の風物詩ならぬ秋の音を聞き度いものである。
いかがでしたでしょうか?
本日は銀杏にちなんだ三作品でした。
今の季節にピッタリでしたね!
それではまた来週、お楽しみに~!!(^O^)/