精研 俳句の会 事務局です!!
秋の気配もいよいよ濃くなってまいりました。
それでは、今週の作品を紹介します!
ひとり占め
一筋 走るは
矢の如く
作:照一
青青とした秋の空、澄み渡る青一色のじゅうたん。
一寸と目線を遠くに移すと、何んと一本の筋雲が勢い良く
走っているではないか。
何んと贅沢な。
天空を独り占めするなんて。
空高く走る先には何が見え、何を思い、誰と語り、そして何処(どこ)へ行くのやら。
私もある時は鳥のように、そしてある時はあの雲のように
自由奔放に天空を翔んで見たいものだ。
一色(ひといろ)の
透(す)ける青空
粋(じゅん)な気分
作:照一
秋、本番!!
青色一色(ひといろ)天高く。
春・夏・秋・各一年の内の大きな季節の変わり目の
三季目が移りつつあるこの時期。
「ふっと」思う事只一つ。
年の始めに「今年こそ災いの無い穏やかな年になりますように。」
と手を合わせ願った筈。
然し乍ら、この願いも空しく全国各地に自然の悪戯(いたずら)激しく
被害を撒(ま)き散らされた今日迄。
今、見上げるこの青空にこの先願うは心穏やか成りと思うばかり。
今日も読んで頂きありがとうございました。
来週もまた、この時間にお会いしましょう!!
お楽しみに~(^O^)/